柿木 伸之

国際文化学科教授

プロフィール研究の専門分野は哲学と美学。近現代、とくに20世紀のドイツ語圏の哲学と美学を専門領域とする。これまでヴァルター・ベンヤミンの言語哲学、歴史哲学、美学を軸に研究を進めてきた。このことを足場として、前世紀以来の破局の記憶が刻まれた美的表象を検討するとともに、その記憶を伝える道筋も探ってきた。現在はさらに、うたうことに開かれた言葉の可能性を、詩と音楽を往還しながら探究する美学とともに、近代史において「歴史」とされてきた物語の残余から歴史そのものを、破局が続くなかを死者とともに生き延びる可能性へ向けて捉え直す哲学を展開したいと考えている。 著書に、『燃エガラからの思考──記憶の交差路としての広島へ』(インパクト出版会、2022年)、『断絶からの歴史──ベンヤミンの歴史哲学』(月曜社、2021年)、『ヴァルター・ベンヤミン──闇を歩く批評』(岩波書店、2019年)、『パット剝ギトッテシマッタ後の世界へ──ヒロシマを想起する思考』(インパクト出版会、2015年)、『ベンヤミンの言語哲学──翻訳としての言語、想起からの歴史』(平凡社、2014年)などがある。訳書に、『細川俊夫 音楽を語る──静寂と音響、影と光』(アルテスパブリッシング、2016年)がある。芸術に関する評論も手がける。

学位

  • Master of Philosophy, Graduate School for Philosophy, Sophia University, Tokyo
  • 修士(哲学), 上智大学大学院
  • 博士(哲学), 上智大学大学院
  • Doctor of Philosophy by Dissertation, Graduate School for Philosophy, Sophia University, Tokyo

研究キーワード

  • 哲学、美学、芸術学、文学、詩学、翻訳論、言語哲学、歴史哲学、批判理論、音楽学
  • 美学
  • 哲学

研究分野

  • 人文・社会, 美学、芸術論, 美学・芸術諸学
  • 人文・社会, 哲学、倫理学, 哲学・倫理学

経歴

  • 2021年04月 - 現在
    西南学院大学, 国際文化学部, 教授
  • 2009年04月01日 - 2022年09月30日
    広島大学, 教養教育, 客員教授
  • 2021年04月01日
    広島市立大学, 国際学部, 非常勤講師
  • 2021年04月01日
    西南学院大学, 国際文化学部国際文化学科, 教授
  • 2002年04月01日 - 2021年03月31日
    広島市立大学, 国際学部, 教授
  • 2018年04月 - 2021年03月
    広島市立大学, 国際学部, 教授
  • 2007年04月01日 - 2018年03月31日
    広島市立大学国際学部准教授
  • 2017年04月01日
    広島大学, 教養科目, 特任講師
  • 2009年04月01日 - 2016年03月31日
    広島都市学園大学, 看護学部, 非常勤講師
  • 2009年04月01日 - 2016年03月31日
    広島都市学園大学看護学部非常勤講師
  • 2004年04月01日 - 2015年09月30日
    日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 非常勤講師
  • 2001年04月01日 - 2002年03月31日
    立正大学, 文学部, 非常勤講師
  • 2001年04月01日 - 2002年03月31日
    上智大学, 文学部哲学科, 非常勤講師
  • 1998年04月01日 - 2001年03月31日
    上智大学, 文学部哲学科, 助手

学歴

  • 1995年04月01日 - 1998年03月31日, 上智大学大学院, 哲学研究科, 哲学専攻博士後期課程
  • 1993年04月 - 1998年03月, 上智大学, 大学院哲学研究科, 哲学研究科
  • 1993年04月01日 - 1995年03月31日, 上智大学大学院, 哲学研究科, 哲学専攻博士前期課程
  • 1989年04月01日 - 1993年03月31日, 上智大学, 文学部, 哲学科

委員歴

  • 2012年08月 - 2015年03月
    広島県立図書館資料選定委員 広島県立図書館
  • 2012年08月 - 2015年03月
    Committeeman of the Material Selection Committee of Hiroshima Prefectural Library
  • 2014年08月01日
    委員, 広島芸術学会
  • 2007年05月 - 2007年07月
    オリーヴ・プロジェクト広島実行委員 オリーヴ・プロジェクト広島実行委員会 占領に反対する芸術家たちのThe Olive Project: Keep Hope Alive展ならびにその関連イヴェントの企画運営
  • 2007年05月 - 2007年07月
    Member of the Implementation Committee for Olive Project Hiroshima
  • 2007年04月 - 2007年04月
    ひろしまオペラ・音楽推進委員会委員 広島市文化財団 監事
  • 2007年04月 - 2007年04月
    Commiteeman of the Commitee for Promoition of the Opera and Classical Music in Hiroshima City
  • 2003年04月 - 2007年03月
    ひろしまオペラ推進委員会委員 広島市文化財団 監査委員
  • 2003年04月 - 2007年03月
    Commiteeman of the Commitee for Promoition of the Opera in Hiroshima City
  • 2006年11月 - 2006年11月
    ヒロシマ平和映画祭実行委員 ヒロシマ平和映画祭実行委員会 上映会のコーディネイトおよび映画祭全体の企画運営
  • 2006年11月 - 2006年11月
    Member of the Implementation Committee for Hiroshima Peace Film Festival 2007
  • 2004年05月 - 2004年10月
    広島市区民文化センター活性化計画検討委員会委員 広島市文化財団 委員
  • 2004年05月 - 2004年10月
    Commiteeman of the Commitee for the Examination of the Refresh-Programm of the Civil-Cultural Centres in Hiroshima City

論文

MISC

  • WELTENTRAUM ワールドドリーム~世界をつなぐ音楽(日本編)
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (103), 2024年04月15日, 査読無し, 招待有り
  • 下野との7年、結実の響き
    柿木 伸之
    中國新聞, 責任著者, 2024年03月08日, 査読無し, 招待有り
  • うめきが反響する言葉が生まれる地獄の底へ──多和田葉子の台本による細川俊夫の新作オペラ《ナターシャ》によせて
    柿木 伸之
    新国立劇場2024/2025シーズン新作オペラ公演フライヤー&ニュース, 責任著者, 0(0), 1-2, 2024年03月08日, 査読無し, 招待有り
  • 言葉を作品に反響させる魂の交流(J・ゼング編『アドルノ/ツェラン往復書簡』書評)
    柿木 伸之
    週間読書人, 責任著者, (3529), 4-4, 2024年03月01日, 査読無し, 招待有り
  • Hiroshima Happy New Ear 32「光と影の物語──タンゴとバッハ」
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (101), 2024年02月15日, 査読無し
  • 細川俊夫プロフィール
    柿木 伸之
    BBC交響楽団定期演奏会プログラム, 責任著者, 6-7, 2024年02月09日, 査読無し, 招待有り
  • 九州交響楽団第418回定期演奏会
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (100), 2024年01月15日, 査読無し
  • シューベルト 約束の地へVol. 3 答えなき“謎” ハーゲン・クァルテット
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (99), 2023年12月15日, 査読無し
  • ワルシャワへの旅より
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (98), 2023年11月15日, 査読無し
  • ひろしまオペラルネッサンス公演:モーツァルト『フィガロの結婚』
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (96), 2023年09月15日, 査読無し
  • 九州交響楽団第414回定期演奏会
    柿木 伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, (95), 2023年08月15日, 査読無し
  • 真夏の花からの美学
    柿木 伸之
    メルキュール・デ・ザール, 責任著者, (95), 2023年08月15日, 招待有り
  • 堀朋平著『わが友、シューベルト』
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, 0(94), 0-0, 2023年07月15日, 査読無し
  • 青山実験工房第7回公演「追善・一柳慧」
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, 0(93), 0-0, 2023年06月15日, 査読無し
  • 五嶋みどり、慈しみの音色
    柿木伸之
    中國新聞, 責任著者, 131(148), 11-11, 2023年05月26日, 査読無し, 招待有り
  • 九州交響楽団第411回定期演奏会
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, 0(92), 0-0, 2023年05月15日, 査読無し
  • 然りと言う──ニーチェの美的自由の概念
    クリストフ・メンケ; 柿木伸之
    形象, 責任著者, 0(5), 67-91, 2023年04月28日, 査読無し
  • エゴン・シーレ──ウィーンが生んだ若き天才
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 責任著者, 0(91), 0-0, 2023年04月15日, 査読無し
  • 川口隆行著『広島 抗いの詩学──原爆文学と戦後文化運動』書評
    柿木伸之
    社会文学, 0(57), 103-105, 2023年03月01日, 査読無し, 招待有り
  • 歴史的な行為としての翻訳の意義に迫る──小山亘編著『翻訳とはなにか』書評
    柿木伸之
    図書新聞, 0(3576), 6-6, 2023年01月28日, 査読無し, 招待有り
  • 新国立劇場『ボリス・ゴドゥノフ』全4幕(本公演のための場面構成による)
    柿木伸之
    批評誌『メルキュール・デザール』, 0(87), 0-0, 2022年12月15日, 査読無し
  • 命がけの跳躍(サルト・モルターレ)としての歌──シューベルトの音楽の美によせて
    柿木伸之
    情報誌『ジュピター』, 0(197), 10-11, 2022年11月10日, 査読無し, 招待有り
  • 中上文学の世界的なアクチュアリティを示す──渡邊英理『中上健次論』書評
    柿木伸之
    週刊金曜日, 30(38(通巻1398)), 54-54, 2022年10月28日, 査読無し, 招待有り
  • 伝統との対話から生まれる音楽 ──武生国際音楽祭2022を聴いて
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(85), 0-0, 2022年10月15日, 査読無し
  • みずみずしく響くチャイコフスキー
    柿木伸之
    西日本新聞, 11-11, 2022年10月05日, 査読無し, 招待有り
  • 「ゲネシス」生命誕生の響き
    柿木伸之
    中國新聞, 0(0), 11-11, 2022年07月14日, 査読無し, 招待有り
  • 広島交響楽団第421回定期演奏会
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(81), 0-0, 2022年06月15日, 査読無し, 招待有り
  • 文学からの創造、平和への祈り
    柿木伸之
    西日本新聞, 0(0), 7-7, 2022年05月05日, 査読無し, 招待有り
  • 武満徹 弧[Arc]
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(79), 0-0, 2022年04月15日, 査読無し
  • 非核の未来へ言葉を渡し、命をつなぐ手仕事の記録
    柿木伸之
    原爆文学研究, 20(0), 146-149, 2022年03月21日, 査読無し, 招待有り
  • シベリアの記憶からの絵画──四國五郎と香月泰男
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(78), 0-0, 2022年03月15日, 査読無し
  • 中央図書館移転問題
    柿木伸之
    中國新聞, 0(0), 6-6, 2022年03月05日, 査読無し, 招待有り
  • 「春の祭典」5年の集大成
    柿木伸之
    中國新聞, 0(0), 11-11, 2022年02月26日, 査読無し, 招待有り
  • 丸木位里の絵画の旅
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(77), 0-0, 2022年02月15日, 査読無し
  • 言葉はいかにして過去を呼び起こすのか
    柿木伸之
    学問する人のポータルサイト トイ人, 0(0), 0-0, 2021年11月19日, 査読無し, 招待有り
  • 戦争の凄惨さひしひしと
    柿木伸之
    中國新聞, 0(0), 11-11, 2021年11月15日, 査読無し, 招待有り
  • 生命の蠕動、緻密・鮮烈に
    柿木伸之
    中國新聞, 0(0), 11-11, 2021年11月04日, 査読無し, 招待有り
  • 逃れゆく者たちの海辺──細川俊夫のオペラ『二人静』〜海から来た少女〜によせて
    柿木伸之
    サマーフェスティバル2021プログラム, 0(31), 19-23, 2021年08月22日, 査読無し, 招待有り
  • 翻訳を哲学する
    柿木伸之
    English Journal Online, 0(0), 0-0, 2021年06月29日, 査読無し, 招待有り
  • 記憶の多島海へ──呉夏枝のほぐす芸術によせて
    柿木伸之
    「呉夏枝 手に託す、糸へたくす」展図録, 0(0), 58-65, 2019年10月12日, 査読無し, 招待有り
  • 広島交響楽団ディスカバリー・シリーズHosokawa×Beethoven第2回プログラム・ノート
    柿木伸之
    広島交響楽団ディスカバリー・シリーズHosokawa×Beethoven第2回プログラム, 1(2), 4-6, 2019年10月04日, 査読無し, 招待有り
  • 岩崎稔氏の基調講演印象記
    柿木伸之
    社会文学通信, (111), 8-9, 2019年10月01日, 査読無し, 招待有り
  • 「人間」を問う特異な歌芝居(ジングシュピール)──モーツアルトの《魔笛》によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス2019年度公演モーツァルト《魔笛》プログラム, 6-6, 2019年09月28日, 査読無し, 招待有り
  • 初夏のドイツへの旅より──ベルリンとブラウンシュヴァイクで接した公演を心に刻む
    柿木伸之
    Mercure des Arts, 5(6), 0-0, 2019年06月15日, 査読無し, 招待有り
  • 広島交響楽団ディスカバリー・シリーズHosokawa×Beethoven第1回プログラム・ノート
    柿木伸之
    広島交響楽団ディスカバリー・シリーズHosokawa×Beethoven第1回プログラム, (1), 4-6, 2019年05月17日, 査読無し, 招待有り
  • 閾を開く声──青木涼子の謡の展開によせて
    柿木伸之
    東京文化会館主催公演「現代音楽と能〜くちづけ」プログラム, 0(0), 17-18, 2019年03月09日, 査読無し, 招待有り
  • 手つきと身ぶり──広島で『月夜釜合戦』を『山谷──やられたらやりかえせ』とともに観て
    柿木伸之
    批評新聞CALDRONS, (2), 1-2, 2019年03月06日, 査読無し, 招待有り
  • 殿敷侃:逆流の生まれるところ
    柿木伸之
    美術ひろしま30, 30, 48-49, 2018年12月01日, 査読無し, 招待有り
  • 戦いの後に生きる人間のオペラの創造──モーツァルトの《イドメネオ》によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス2018年度公演《イドメネオ》プログラム, 6-6, 2018年09月22日, 査読無し, 招待有り
  • 記憶に刻む「7月26日」
    柿木伸之
    中國新聞, (2018年8月11日), 6-6, 2018年08月11日, 査読無し, 招待有り
  • 岸辺からの〈うた〉──『松風』への、そして『松風』からの細川俊夫の音楽の歩み
    柿木伸之
    新国立劇場オペラ公演:細川俊夫/サシャ・ヴァルツ『松風』公演プログラム, 21(2), 18-21, 2018年02月16日, 査読無し, 招待有り
  • 夢と現、狂気と正気のあわいで──能からのオペラへの転換点としての細川俊夫の《班女》
    柿木伸之
    Hiroshima Happy New Ear Opera III: 細川俊夫《班女》公演プログラム, 6-6, 2018年01月26日, 査読無し, 招待有り
  • 〈原爆〉を読み継ぐことへの誘い──川口隆行編著『〈原爆〉を読む文化事典』書評
    柿木伸之
    原爆の図丸木美術館ニュース, (132), 10-10, 2018年01月10日, 査読無し
  • 広島芸術学会第120回例会報告:ひろしまオペラルネッサンス公演《コジ・ファン・トゥッテ》の鑑賞
    柿木伸之
    広島芸術学会会報, (145), 2-2, 2017年11月24日, 査読無し, 招待有り
  • 清澄な響きのなかに開かれる人間の内なる深淵──モーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス2017年度公演《コジ・ファン・トゥッテ》プログラム, 5-6, 2017年09月30日, 査読無し, 招待有り
  • ヘルダーリンの詩と音楽
    柿木伸之
    東京オペラシティ「コンポージアム2017」プログラム, 0(21), 29-31, 2017年05月25日, 査読無し, 招待有り
  • 高安啓介『近代デザインの美学』書評──内発的な構成としてのデザインの美学へ
    柿木伸之
    形象, (2), 102-104, 2017年03月10日, 査読無し
  • パリでのパウル・クレー展「作品におけるイロニー」と国際コロック「パウル・クレー──新たな視点」に接して
    柿木伸之
    形象, (2), 106-113, 2017年03月10日, 査読無し
  • ミュンヒェンの芸術の家に掲げられた《原爆の図》──Haus der KunstのPostwar展における第二部《火》と第六部《原子野》の展示について
    柿木伸之
    原爆の図丸木美術館ニュース, (128), 2-2, 2017年01月10日, 査読無し, 招待有り
  • 生がその全幅において肯定される場を開くオペラ──プッチーニの「三部作」に寄せて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス2016年度公演《修道女アンジェリカ》、《ジャンニ・スキッキ》プログラム, 6-6, 2016年11月26日, 査読無し, 招待有り
  • 能登原由美『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』
    柿木伸之
    原爆文学研究, 15(15), 207-210, 2016年08月31日, 査読無し, 招待有り
  • ベルリン—ヒロシマ通信(全8回の連載コラム)
    柿木伸之
    中國新聞, 文化面(2016年8月30日付〜9月8日付), 2016年08月30日, 査読無し, 招待有り
  • 残余からの歴史へ
    柿木伸之
    出版ニュース, 2016年(4月上旬), 11-11, 2016年04月01日, 査読無し, 招待有り
  • 森田團『ベンヤミン──媒質の哲学』書評
    柿木伸之
    形象, 1(1), 116-119, 2016年03月01日, 査読無し
  • 褐色の時代に抗いながら戦争の核心に迫る表現の交響──広島県立美術館での「戦争と平和展」を見て
    柿木伸之
    芸術批評誌リア, (36), 14-18, 2016年01月25日, 査読無し, 招待有り
  • パウル・クレー展「だれにも、ないしょ。」を観て(宇都宮美術館)
    柿木伸之
    国際パウル・クレー研究誌『さえずり機械』, 1(1), 2015年12月14日, 査読有り, 招待有り
  • 細川俊夫《星のない夜──四季へのレクイエム》解説および歌詞対訳
    柿木伸之
    エリザベト音楽大学クリスマスチャリティーコンサート2015プログラム, 0(0), 5-13, 2015年12月04日, 査読無し, 招待有り
  • アガンベン稿とも呼ぶべき最初のタイプ稿を底本とした新たな翻訳──ベンヤミンのテーゼの読み直しは歴史そのものを捉え直す、かけがえのない出発点
    柿木伸之
    図書新聞, (3225), 4-4, 2015年10月10日, 査読無し, 招待有り
  • エロスを昇華させる歌の美、赦しの瞬間の崇高──モーツァルトの《フィガロの結婚》の新しさ
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス平成27年度オペラ公演『フィガロの結婚』プログラム, 6-6, 2015年09月26日, 査読無し, 招待有り
  • 広島芸術学会第29回大会研究発表「積極的平和と芸術──『ゼロ平和』から見る芸術の創造的価値」
    柿木伸之
    広島芸術学会会報, (134), 4-4, 2015年08月28日, 査読無し, 招待有り
  • 広島交響楽団第421回定期演奏会
    柿木伸之
    メルキュール・デザール, 0(81), 0-0, 2015年06月15日, 査読無し
  • 映像に見るヒロシマ
    柿木伸之
    ひろしま復興・平和構築研究事業『広島の復興の歩み』, 48-49, 2015年03月31日, 査読有り, 招待有り
  • アウシュヴィッツとヒロシマ以後の詩の変貌──パウル・ツェランと原民喜の詩を中心に【報告】
    柿木伸之
    原爆文学研究会報, (46), 5-5, 2015年02月23日, 査読無し, 招待有り
  • 芸術の力で死者の魂と応え合う時空間を──被爆70周年の広島における表現者の課題
    柿木伸之
    広島芸術学会会報, (131), 1-1, 2015年02月20日, 査読無し, 招待有り
  • 夢幻能の精神からの新たなオペラの誕生──細川俊夫《リアの物語》によせて
    柿木伸之
    Hiroshima Happy New Ear Opera II:細川俊夫《リアの物語》公演プログラム, 6-6, 2015年01月30日, 査読無し, 招待有り
  • 掟を知らない自由を歌うオペラ、その掟破りの新しさ──ビゼーの『カルメン』に寄せて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス2014年公演『カルメン』プログラム, 6-6, 2014年09月27日, 査読有り, 招待有り
  • 「そっくり」の深淵へ──このしたPosition!!リーディング公演「人間そっくり」を観て
    広島芸術学会会報, (128), 4, 2014年07月01日, 査読有り
  • 広島交響楽団第335回定期演奏会プログラム・ノート
    広島交響楽団第335回定期演奏会プログラム, (335), 5–8, 2014年01月31日, 査読無し
  • 小さな広場(カンピエッロ)における言葉と音楽の幸福な結婚──ヴォルフ=フェッラーリの『イル・カンピエッロ』によせて
    ひろしまオペラルネッサンス2013年度公演:エルマンノ・ヴォルフ=フェッラーリ『イル・カンピエッロ』公演プログラム, 6, 2013年10月19日, 査読無し
  • 照応のなかに開花する〈うた〉へ──細川俊夫の近作に聴く〈うた〉の探究
    柿木伸之
    サマーフェスティバル2013プログラム, 0(23), 78-81, 2013年09月20日, 査読無し, 招待有り
  • シューベルトの原像──このディスクによせて
    伊藤恵『シューベルト・ピアノ作品集』第5集ライナーノート, 1–2, 2013年04月30日, 査読無し
  • 魂に息を吹き込む魔法の笛
    柿木伸之
    2012年度ひろしまオペラルネッサンス公演:モーツァルト『魔笛』プログラム, 7, 2012年12月01日, 査読無し
  • 細川俊夫《星のない夜──四季へのレクイエム》の解説とテクストの翻訳
    柿木伸之
    東京オペラシティ「コンポージアム2012」プログラム, 0(15), 11-28, 2012年05月24日, 査読無し, 招待有り
  • 息遣いが織りなす季節の巡り、それを断ち切る天使の叫び──ヒロシマとドレスデンを記憶する細川俊夫のオラトリオ「星のない夜」の日本初演に寄せて
    intoxicate(タワーレコード情報誌), 97, 13, 2012年04月01日, 査読無し
  • 待つことの深みから──細川俊夫のオペラ『班女』に寄せて
    ひろしまオペラ・音楽推進委員会主催Hiroshima Happy New Ear Opera I細川俊夫『班女』公演プログラム, 8, 2012年01月20日, 査読無し
  • アンティゴネ
    ヒロシマ平和映画祭2011Guide Book, (266), 149-149, 2012年01月, 査読無し
  • AUGUST
    ヒロシマ平和映画祭2011Guide Book, 32, 2011年11月29日, 査読無し
  • 抵抗としての文化を語るII
    ヒロシマ平和映画祭2011Guide Book, 44, 2011年11月29日, 査読無し
  • ギフト
    柿木伸之
    ヒロシマ平和映画祭2011Guide Book, 45, 2011年11月29日, 査読無し
  • 街に躍り出る自由と屋根裏部屋の友愛、そして貧しき者たちの恋
    ひろしまオペラルネッサンス公演『ラ・ボエーム』プログラム, 6, 2011年09月10日, 査読無し
  • 「ひろしまを描く」場を今一度開くために──シンポジウム「ひろしまを描く──映像とことば」を聴いて
    広島芸術学会報, (109), 7–8, 2010年09月10日, 査読無し
  • 恐怖の時代に生きる者たちの魂の歌、そして神の沈黙
    ひろしまオペラルネッサンス平成22年度オペラ公演『カルメル会修道女の対話』公演プログラム, 17–18, 2010年08月28日, 査読無し
  • 飼い馴らされることのない詩と批評の力を今ここに
    柿木 伸之
    原爆文学研究, 8, 217–220-220, 2009年12月21日, 査読無し
  • 新たな戦争を内側から乗り越えるために──「アメリカ、オキナワ、ヒロシマ」によせて
    ヒロシマ平和映画祭2009 Guide Book, 18, 2009年11月20日, 査読無し
  • 三池──終わらない炭坑の物語
    ヒロシマ平和映画祭2009 Guide Book, 74, 2009年11月20日, 査読無し
  • 全宇宙と半分の世界との狭間で──ヴェルディの『椿姫』によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス平成21年度オペラ公演『椿姫』公演プログラム, 6, 2009年09月, 査読無し
  • 誘惑者の音楽、あるいは飼い馴らしえない生の肯定──モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス公演『ドン・ジョヴァンニ』プログラム, 6, 2008年11月, 査読無し
  • 記憶する身体と時間
    柿木伸之
    ヒロシマ・アートドキュメント2008, 0(15), 1-2, 2008年08月16日, 査読無し, 招待有り
  • 古(いにしえ)の声が呼び覚まされる現場への誘い
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス『オペラ通信』2008年夏号, 29, 6, 2008年08月, 査読無し
  • 越境する自由、その鮮烈な響き──ビゼーの『カルメン』によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス公演『カルメン』プログラム, 2007年11月, 査読無し
  • ヒロシマ平和映画祭2007 Guide Book
    青原さとし; 三浦須満子; 上村崇; 渡辺朝香; 友川千寿美; 藤井尚子; 奥一浩; 東琢磨; 道面雅量; 繁沢敦子; 高橋博子; 竹峰誠一郎; 熊谷博子; 住岡正明; 中森進一; M; 小林一平; 湯浅正恵; 今村沙絵; 野間伸次; 岡真理; 川村康恵; 服部淳子; コリン・コバヤシ; 宇野昌樹; 岡本三夫; 宮田信; 尾道に映画館を作る会; 隆杉純子
    ヒロシマ平和映画祭2007 Guide Book, 56, 2007年08月, 査読無し
  • 音楽による愛の救済、そして和解という希望──モーツァルトの『フィガロの結婚』によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス公演『フィガロの結婚』プログラム, 2006年10月, 査読無し
  • 死の影のなかから浮かびあがる新たな生の全貌へ──プッチーニの「三部作」によせて
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス公演「修道女アンジェリカ+ジャンニ・スキッキ」プログラム, 2005年10月, 査読無し
  • 「魔笛」──矛盾に満ちたリアリティを映し出すユートピアの瞬間
    柿木伸之
    広島オペラルネッサンス公演「魔笛」プログラム, (11), 4, 2004年10月, 査読無し
  • 歌芝居のメタモルフォーゼン──ドイツ語によるオペラ小史
    柿木伸之
    広島市文化財団オペラ推進委員会「ひろしまオペラルネッサンス」広報誌『オペラ通信』, (21), 5, 2004年09月, 査読無し
  • 『蝶々夫人』──いくつものまなざしが交錯する舞台
    柿木伸之
    ひろしまオペラルネッサンス日韓提携オペラ公演「蝶々夫人」プログラム, (10), 6, 2003年10月, 査読無し

書籍等出版物

講演・口頭発表等

担当経験のある科目_授業

  • 国際文化特別講義(大学院)
    2023年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 美学・芸術学演習(大学院)
    2022年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 美学・芸術学特殊講義(大学院)
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 卒論演習A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 専門演習A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 導入演習A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 基礎演習A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 文化コース基礎論f(1/2)
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 哲学A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 美学・芸術学A/B
    2021年04月 - 現在
    西南学院大学
  • 戦争と平和に関する学際的考察
    現在
    広島大学
  • 平和と人権A
    現在
    広島市立大学
  • 卒業論文
    2021年04月
    西南学院大学
  • ドイツ語I
    立正大学
  • ドイツ語II
    上智大学文学部哲学科
  • 哲学
    広島都市学園大学
  • 人間の存在
    日本赤十字広島看護大学
  • 哲学A/B
    広島大学
  • 世界の文学
    広島市立大学
  • 現代思想I/II
    広島市立大学大学院国際学研究科
  • 基礎演習
    広島市立大学国際学部
  • 発展演習I/II
    広島市立大学国際学部
  • 卒論演習I/II
    広島市立大学国際学部
  • 専門演習I/II
    広島市立大学国際学部
  • 国際研究入門
    広島市立大学国際学部
  • 多文化共生入門
    広島市立大学国際学部
  • 哲学B
    広島市立大学
  • 人間論A
    広島市立大学大学院国際学研究科
  • 社会文化思想史I/II
    広島市立大学国際学部
  • 共生の哲学I/II
    広島市立大学

所属学協会

  • 2017年04月 - 現在
    日本独文学会
  • 上智大学哲学会
  • 日本現象学会
  • 日本哲学会
  • 実存思想協会
  • 美学会
  • 広島芸術学会

Works_作品等

  • Hiroshima Happy New Ear Opera II:細川俊夫《リアの物語》日本語字幕制作
    柿木伸之; 平野満
    2015年01月 - 2015年02月, 芸術活動
  • Hiroshima Happy New Ear XVII:細川俊夫《大鴉》日本語字幕制作
    柿木伸之; 平野満
    2014年10月 - 2014年10月, その他
  • Hiroshima Happy New Ear XV:バーバラ・ハンニガン リサイタル プログラム歌詞対訳
    平野満
    2013年09月 - 2013年09月, その他
  • 半田美和子ソプラノ名曲集『Khôra: Niemandslied』歌詞対訳
    2012年12月 - 2012年12月, その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

社会貢献活動

メディア報道

学術貢献活動

その他

  • 水俣を想う歴史家と哲学者の対話──生類の歴史へ
    2023年10月 - 2023年10月
  • 上映会「ヒロシマのアーカイブについて考える」トーク出演
    2023年08月 - 2023年08月
  • ジェルジ・リゲティ《マカーブルの秘密》歌詞対訳
    2023年03月03日
  • 『燃エガラからの思考──記憶の交差路としての広島へ』刊行記念ライブトーク
    2022年11月24日
  • シンポジウム「『国葬』を考える」における発言
    2022年09月27日
  • 路を仮設する──柿木伸之『燃エガラからの思考』と渡邊英理『中上健次論』をめぐって
    2022年09月23日
  • オープニング・トーク「記憶と文化──ホロコーストと原爆の詩人」
    2022年08月22日 - 2022年08月22日
  • イザベル・ムンドリー自作解説翻訳──サマーフェスティバル2022テーマ作曲家
    2022年08月21日 - 2022年08月21日
  • 現代における救済や解放はいかにして可能か──オルタナティヴな歴史記述としての『パサージュ論』
    2021年12月11日 - 2021年12月11日